高萩市国際交流協会では、毎年ゴールデンウイーク
期間中に、都内の大学に在籍している留学生の2日間
ホームスティ事業を行っている。今年で34回目を迎える。
昨年7月から新宅を構えている私は今年は、思い切っ
て留学生を引き受けた。インドネシア大学(東京大学に
相当)の3年生で、1年間の交換留学生として来日して
いるハナさんが我が家にやってきた。現在、22歳で亜細
亜大学で日夜日本語を学んでいる。
将来、日本語の翻訳家を目指しているだけあって、日
本の文化や生活習慣について関心が高く、その都度質
問を受けた。
神社へ向かったときは、なぜ鳥居があるのですか?その
意味?寺院を訪ねたときは、この仏はなんというのですか
?。我が家では、神棚と仏壇があるが、その意味は?な
ど熱心な質問を受けた。
イスラム教は神が一つの一神教のため、多神の神道と
仏教を同時に信仰している日本の宗教的姿勢は、理解
に苦しむ点だと思う。日本のこうした思想は、習合思想と
呼ばれ聖徳太子の時代に確立を見た。仏教を国家宗教
にと朝廷に強く迫った蘇我氏と、神道が日本の国家宗教
だと護持を主張した物部氏との対立が、世界でも稀なる
日本独特の宗教的姿勢である習合思想を生み出した。
以上のことは双方の語学力の問題から説明できなかっ
たが、ハナさんは質問と同時に積極的に日本的光景をカ
メラに収めていた。
今年3月に来日したばかりとあって日本語を自在に操
れなく、英語でのやりとりとなった。私も乏しいボキャブラリ
ーで必死に身振り手振り説明したが、果たして理解の程
は定かではない。しかし、彼女の理解力はなかなかのも
のであったので、説明のし甲斐があった。
徳川博物館では、徳川斉正ご当主と脇副館長が自ら
ご説明して下さる幸運にも恵まれた。この幸運がとてもい
い思い出となったようで、お別れ会ではこのことに触れて
いた。
昨年は、ウズベキスタンの女子大生2名を引き受けた
ので、今回で2回目となる。子どもたちばかりではなく、私
たち夫婦にとっても貴重な経験となった。たった2日間であ
ったが、忘れられない思い出がつくれた。
7月にはロシアの高校生を引き受ける予定だ。子どもた
ちもは楽しみのようである。
- 2008/05/07(水) 07:58:40|
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